1月20日大寒の日は甘酒の日らしいですよ。
寒くなると甘酒ですよね。
私もここ2~3年夜寝る前に飲んでいます。
甘酒を飲んで寝ると不思議によく眠れるんですよね。
お肌の調子や体調もいいように感じます。
飲む点滴と呼ばれる栄養たっぷりの甘酒について書いてみようと思います
甘酒とは
甘酒は日本の伝統的な甘味飲料の一種で、甘粥とも呼ばれている。
甘粥とも呼ばれるには、原料が米麹と米、酒かすを原料としているからだ。
酒という名が付いているものの、実際にはアルコール分はほとんど含まれておらず、市販の甘酒はソフトドリンクに分類されている。
甘酒の起源は、古墳時代にさかのぼるほど古い。
今は冬になると甘酒が多く市販されているが、江戸時代には甘酒が夏の風物詩と呼ばれるほどだった。
なぜ甘酒が夏の風物詩だったかというと、栄養豊富な甘酒は体力回復に効果があり夏バテを防ぐ、夏バテ解消のため飲まれていたからだ。
当時の江戸幕府は庶民の健康を守るため、老若男女でも甘酒が購入できるように値段を安く設定していた。
そんな今でも愛されるロングセラーの甘酒。
今では通年で販売されている甘酒ですが、夏バテだけでなく、美肌効果やダイエットにも効果があると言われています。
甘酒は飲む点滴
甘酒の成分には、ビタミンB1,B2,B6、葉酸、食物繊維、オリゴ糖、システイン、アルギニン、グルタミン等のアミノ酸、そして大量のブドウ糖が含まれている。
これらの栄養はいわゆる栄養剤としての点滴と同じ成分から、飲む点滴と言われている。
- ビタミンB1・・・皮膚や粘膜の健康維持を補助し、乳酸の代謝や神経機能を正常に保つ働きがある。
- ビタミンB2・・・皮膚や髪、爪などの細胞再生や細胞を傷つけ老化の進行を促す成分の分解・除去する働きがある。
- ビタミンB6・・・タンパク質からエネルギーを産出する。
- 葉酸・・・動脈硬化予防に効果
- 食物繊維・・・便秘解消や、心筋梗塞、糖尿病、肥満などの生活習慣の予防にも効果。
- オリゴ糖・・・腸内環境を整え、美肌効果や動脈硬化、虫歯を予防する働きがある。
- システイン・・・シミやくすみ等の肌トラブルに効果
- アルギニン・・・冷えや肩こりの改善、代謝の促進
- アミノ酸・・・持久力向上、疲労軽減、肌のハリや保湿などに効果
- ブドウ糖・・・疲労回復、眠気対策に効果。
これだけ見ても、どれだけ栄養が入っているかわかりますね。
甘酒には米麹で作られているもの、酒粕で作られているものと2種類あるんですよ。
そのそれぞれの甘酒の特徴や成分など紹介してみますね。
米麹
米麹は蒸したお米に麹菌を繁殖させたものです。
麹菌の発酵により、ビタミン類作り出し、お米のでんぶんをブドウ糖やオリゴ糖に変える。
酒粕
酒粕は米麹に酵母菌を加え発酵させたものです。
麹菌と酵母菌のW発酵パワーで、さまざまな栄養分が凝縮されています。
甘酒はいつ飲む?
甘酒は、朝飲む時間帯で効果が変わってきます。
朝に飲む効果
甘酒は身体への吸収が早く、血糖値を急激に上げることができるので脳や体が、その日に必要な栄養分を、一気に摂取する事が出来ます。
甘酒を朝飲むことによって、栄養分がご飯より早くエネルギーに変えてくれます。
モーニングコーヒーの代わりに、栄養分たっぷりブドウ糖たっぷりの甘酒を飲めば、その日に必要な栄養分を摂取でき、脳の活性にもいいでしょう。
朝飲むことによって、基礎代謝量もあがり脂肪や糖を効率よく燃焼してくれるのでダイエット効果にもなるでしょう。
夜に飲む効果
私は毎日夜に甘酒を飲んでいますが、夜に飲むとどんな効果があるか?
夜飲む場合は、ストレス改善、安眠などの効果があります。
夜に飲む甘酒は、酒粕で作った甘酒が効果的。
酒粕のアルコール分が安眠に効果があるのではなく、清酒酵母に効果があるのです。
清酒酵母の中には深い安眠効果を作ってくれるアデノシンが沢山入っているんですよ。
私は、いつもこちらを飲んでいます。
安い割に、コクがあっておいしいんですよ。大人買いしてます。
生姜入りの甘酒も身体が温まって更年期障害にも良さそうですね。
森永の甘酒は米麹と酒粕のWの栄養が詰まっています。